ドラッシナ 第四話

あたおか

前回

「のび太君、前回剛田兄妹を始末した時、どうやらスネ夫に見られてたみたいやねんか。どうしよう。」

とドラえもんは言いました。

「始末するしかないやん。」

とのび太は言いました。

・・・ほんまこの鬼畜眼鏡には情がないんか?ドラえもんは思いました。

ジャイアンとジャイ子で作ったキメラも躊躇なく殺そうとしたし、このままのび太君の言われるがままに殺人を繰り返してたらいつか捕まるやんか。

ただでさえ未来を変えるためにタイムマシン使って過去に来てて、T・Pに目を付けられてるのに。

T・Pって知ってる?

TINPOの略ですよね?

ほんま英語勉強しろよちゃんと。

それはともかく、私はもう自分の手を汚したくないから、今日は秘密道具の「悪魔ット(デビット)」を使います。

使いますって言うか、のび太君に使ってもらいます。

「のび太君、のび太君、こっちにおいで。」ドラえもんは言いました。

「これをつかえば、悪魔を召喚できるよ・・・ただし・・・。」

言い終わらぬうちにのび太はドラえもんの手から悪魔ットをひったくり、悪魔を召喚してしまいました。

ボワワワン!煙とともに何者かの影がうっすら見えてきました。

長い耳、紫色の肌・・・

何だこの悪魔は・・・?

これは・・・

ポイメンだ・・・!

ウイイーーッ、良く寝たわい・・・

血だ・・・血を持ってこいッ!

「ヒエーッ!」

地鳴りのように深いポイメンの悪魔ボイスにドラえもんとのび太のタマ袋は縮み上がってしまいました。

「誰だ貴様らは?我を呼び出したのは貴様らか?」

ポイメンは言いました。

「違います!」

ドラえもんはとっさに嘘をつきました。

ドラえもんは自分が助かるなら真顔で嘘がつける性格(タチ)なのでした。

そしてどこでも窓を取り出し、

スネ夫の後ろ!」と叫びました。

窓を開け、スネ夫の鳥みたいな後頭部を見ながら

「こやつでございます。」とドラえもんは言いました。

「ヘルズクローッ(地獄の爪)!!」

ポイメンは地獄でピッカピカに磨き上げた自慢の爪を窓越しのスネ夫に突き刺しました。

スネ夫は息絶えました。

なお、さっき一同のタマが縮み上がるタイミングでピッコロのタマも縮み上がり、中にいたジャイアンとジャイ子のキメラも窒息しました。

ドラッシナ 第四話 (終)

つづき

コメント

タイトルとURLをコピーしました