「フィッシュ・スティック」
一話まるまる使ってカニエ・ウェストをバカにするエピソードです。
劇中でカニエは完全な知恵遅れであるかのように描かれ、さんざん「ゲイ・フィッシュ」扱いされ、最後「ゲイ・フィッシュ」になります。
作者らは一体なんの恨みがあってそこまでするのでしょうか。
トリビア
カニエのアンサー
本エピソードでディスられた後「ゴージャス」の歌詞の中で反撃しています。
choke a southpark writer with a fishstick
フィッシュ・スティックでサウスパークのライターを窒息させる
実はディスに対してアンサーするというのはHIPHOPの文化であり、仲のいいもの同士でも激しくやりあうことはあります。
事実、カニエとサウスパークの作者らとは仲が良いようです。
I’m sure the writers at South Park are really nice people in real life. Thanks for taking the time to draw my crew. That was pretty funny also!! I’m sure there’s grammatical errors in this… That’s how you know it’s me!
サウスパークの作者たちはリアルではいい奴なんだ。俺の仲間たちも描いてくれてありがとう。すごくおもしろい!確かに間違っている部分もあるが、俺はそういう風に見られてるんだなって!
カニエのブログから引用
これ読んでカニエって器が大きいんだなと思いました。
シーズン17でも容赦なくディスられるカニエはこちら↓
エンディング曲について
最後に流れる曲「ゲイ・フィッシュ」はカニエ・ウェストの「ハートレス」のパロディで、作者らが歌っていますが、オートチューンを利かすためにわざと音程を外して歌ったそうです。
Carlos Mencia カルロス・メンシア
作中でジョークを盗んだコメディアン。
現実でもジョークの盗用が問題になっており、少なくとも5年間で5人のコメディアンから抗議されています。
フレイム・オンするカートマン
カートマンが自身の妄想で変身し炎を出すシーン。
元ネタは2005年映画「ファンタスティック・フォー」のヒューマン・トーチです。
幻のエンディング
泳ぎつかれたカニエが溺死し、沿岸警備隊がそれを引き上げ、むくんだカニエの死体の目を閉じて終わるというバージョンがありました。
コメント