「あなたは年を取ったのよ」
日本語字幕版
スタンの10歳の誕生日。カイルから誕生日プレゼントにCDをもらったスタンだったが、そんなクソみたいな音楽を聴くなとシャロンに取り上げられてしまう。
反発するスタンだったが、その日を境に今までいいと思っていた音楽や映画が全部クソのように感じてしまい、遊んでいても愚痴しか言わないスタンに次第にカイル、カートマンは離れて行く。
スタンはこの先どうなってしまうのか。という話。
好きなシーン
スタンの誕生日会
レゴ好きだって知ってたから。誕生日おめでとう!
スタンの誕生日会。
バターズからレゴをもらうスタン。なんとほほえましいシーンだろうか。
外国の誕生日会マジで楽しそうで憧れます。
お前ら見て?いいでしょ?
スタンが一個プレゼントをもらったので自分も一個もらうカートマン。
は?
このへんからどんどんおかしくなっていきます。
「俺らの時代の音楽が良くて若えのが聴いてるゴミはだめだ!ワバ、ワバ、ワバ!」
急にコロラド訛りのジジイ口調で奇妙な動きを見せるランディ。おもしろい笑
ボブ・ディラン、ディスられる
医者「古きよきボブ・ディランを聞かせてあげよう。」
音楽「Feel like I ♪~ブリブリブリブリ!!!」
スタン「クソに聞こえる。」
この放送の五年後ノーベル文学賞を受賞するボブ・ディランの楽曲が下痢の音と混ぜられ「クソ」と言われます。あんまりだ!
カイル、うんこになる
あらゆるものがウンコに見えるようになってしまったスタンはついに親友カイルまでもがうんこに見えてしまいます。
もうカイルが何を言っているか判別できなくなってしまったスタン。かわいそう。
ニコ動ではこのシーンで「火の鳥」というコメントがありました。
それはどういうことかというと、手塚治虫「火の鳥・復活編」冒頭で事故死した主人公が機械の脳で復活した場面と似ている、ということだと思います。
自分や他のロボットが人間に見え、人間が土の塊に見える症状。絶望ですね。
メタ発言。作者大丈夫?
シャロンとランディが夫婦喧嘩をするシーンでシャロンの発言がメタだと話題になっています。
How much longer can we keep doing this? It’s like, the same shit just happens over and over and, then in a week it just all resets until- it happens again. Every week it’s kind of the same story in a different way but it, it just keeps getting more and more ridiculous.
いつまで同じことをし続けねばならないのか?
このクソみたいなことを何度も繰り返し、一週間たったら全部リセットしてまた繰り返す。
毎週同じようなストーリーを違う手段でやるが、どんどん馬鹿げていくだけだ。
作者は今のサウスパークに思っていることをシャロンに言わせているのか?と勘ぐってしまいますね。
そしてそのまま悲しいエンディングになります。
まとめ
え?これで終わりなの?と誰しも思うオチのない寂しい終わり方で、サウスパークは終わってしまうのではないかと心配されていました。
クソの映像と音でかなり不快な今回、個人的にはワーストです。
時間をおいて見直すとちょっとは笑えるんですが、2011年放送当時は作者もうやる気ないんだと思って悲しんでいました。
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