サウスパーク感想 Let Them Eat Goo s23e04

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加工食品がダメなら汚物を食べればいいじゃない 。

植物由来の肉は果たして健康なのか。

これから健康のために肉食を控えようと考えている人にとっては「健康な食事とは何か」をもう一度考えるきっかけになるようなお話です。

トリビア

タイトルの「汚物を食べればいいじゃない」。

これはマリー・アントワネットの発言”Let them eat cake” (パンがなければお菓子を食べればいいじゃない)をもじったものです。

なおこの発言は通説であり、誰が言ったのかも本当に言ったのかもわかりません。

goo 汚物

物語全体に2007年映画「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のパロディがあり、

“I’m a goo man.”から始まるスピーチはこのシーンから引用されています。

There will be blood "I'm an oil man" speech

グー・マンのモチーフは主人公のダニエル・プレインビュー。

グー・マンの手下H.W.はダニエルの息子の名前です。

バーガーキングの植物由来の肉で作った「インクレディブル・ワッパー」は本当にある商品です。

Taco Tuesdayは実際にアメリカに存在する文化で、火曜日はタコスが安くなります。

By Paul Sableman from St. Louis, MO – Taco Tuesday, CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=80685237

あらすじ

mulch  マルチ。腐葉土

schwag  シュワグ。大麻の低品質部分

hardware company   ホームセンター

discarded product  廃棄物

get pwned  負ける(ネットスラングでownの打ち間違い )

大麻農家のマーシュ家は、大口顧客だった中国政府との取引が終了し経営危機に陥っていました。

経営を立て直すための家族会議で有益なアイデアを出すタオリー。

It’s like, we sell all the good parts of the weed, but we throw away, like, tons and tons of all the left-over shit. You can sell that crap as mulch to a hardware company.

(大麻の良質な部分だけ売っていて、大量にある残りものは捨てていた。それを腐葉土としてホームセンターに売ればいいんだよ。)

You just got pwnedby a towel.

(お前らタオルに負けたぞ。)

engineered 人工的に

make money off  儲かる

It’s completely vegan, but it’s engineeredto replicate the taste and texture of beef.

(完全にヴィーガン食ですが、人工的に牛肉の味と食感が再現されています。)

ランディはタオリーと一緒にシュワグを売りさばきに出発します。

その道中、立ち寄ったバーガーキングで売られていた植物性の肉で作られたハンバーガーからヒントを得て、大麻バーガーを作って売ることを思いつきます。

Hey. This tastes like shit. You guys make money off of this?

(おい、クソみたいな味だぞ。こんなので儲かるのか?)

直球すぎて草

sloppy Joe パンにミートソースのような具をはさんで食べる料理

health and nutrition   健康・栄養

It is up to us   私たち次第である

声低すぎる

小学校のランチタイム。

肉の日のはずなのに魚が配られています。

「スラッピー・ジョー(肉)の日なんだけど?」

「今日は魚よ」

「誰がこんなことを・・・女共だな?」

ウェンディに詰め寄るカートマン。

You think that your ideas about health and nutrition should be somehow interfering with mine?

健康・栄養とか言ってどうにかして俺の食事をじゃましてやろうってか?)

カートマンは怒りすぎて心臓発作を起こしてしまします。

ファッキュー・ウェンディ

カートマンは一命をとりとめますが、この後健康的な食事がしたいウェンディと不健康な食事がしたいカートマンとの間で激しい対立が生じます。

この問題の打開策として学校は、健康で美味しい肉を提供するインクレディブルミート社のグー・マンと契約しました。

I speak of   さっきから言っている

The goo I speak of can be made into anything.

さっきから言っている汚物からは何でも作れます。)

体育館で小学生に自社のインクレディブル・ミートについて説明するグー・マン。

これにより カートマンが入院している間に 学食の肉はすべて植物ベースの インクレディブルミートに置き換わることになってしまいました

ramifications結果

Yes, we do all have freedom of speech! But at times, there are ramificationsfor the negative that can happen when you’re not thinking about others and you’re ONLY THINKING ABOUT YOURSELF!

(誰しもに言論の自由はあるが、時としてネガティブな結果をもたらす。お前らのように他人のことは考えず、自分のことだけ考える。そういう時にはだ!)

 病院から抜け出したカートマンが廊下でニコールと口論になるシーン。

心臓を抑えながらわめき散らすカートマン。

feel bloated満腹

And you can eat a lot of them and not feel bloated. Towelie’s had, like, 12.!

(たくさん食べれて満腹を感じない。タオリーは12個ぐらい食ってるぞ!)

普通に怖い

ランディが自作の大麻入りバーガー開発し、ジェラルドに味見をしてもらっています。

その横でタオリーは完全にラリッています。

Thank God, it worked.

助かった。上手くいった。

 カートマンがいない間に食材の肉が植物由来のに切り替えられたため、 カートマンがそれに気が付いて暴れ出さないか心配しながら見守っているマッケイ先生。

ヴィーガン食の推進を訴えたランディの「テグリディバーガー」は大ヒットし、町中から客を集めます。

Now, it just so happens.

(今偶然にもだ。)

自分のテグリディバーガーを売らんがために演説するランディ。目がギンギンにイってます。 怖い。

「気候変動に立ち向かうためには、ヴィーガン食に切り替える方がエコカーにするよりも効果的だ。」

とヴィーガン食を推進し、

「今偶然にも(サウスパークにはヴィーガン食のテグリディバーガーがある)」

と言って自分の店に客を呼び込もうとしています。

You are single handedly making cows extinct!

(おまえは簡単に牛を絶滅させようとしてるんだぞ。)

牛飼いのおじいさんがランディにクレームに来た場面です。

このおじいさんはグー・マンの手下で、テグリディバーガーを潰すために牛をたくさん連れてきました。

[Groaning]

うめき声

授業中ずっとウンウン言いながらハンバーガーを貪り食っている先生。

薬物中毒者の表現がリアルです。

They’re ruiningour burger business! 

ruin = 壊滅させる)

ランディの大麻畑に放たれた牛300頭が大麻を食い荒らしているシーン。

This my new regional manager, H.W.

(こいつは新人の地区局長、H.W.だ。)

グー・マンがカートマンに正体を明かしているシーン。

しかし町中の肉を自社製のインクレディブルミートに変えたいグー・マンは、ランディが牛を殺して食べているという嘘のスキャンダルをでっち上げ、 競合相手であるランディを潰してしまいます。

So, that can be eaten by people who eat crappy food anyway from coast to coast.

(どっちみちクソみたいな食べ物を食べていた人々に食べられるんだよ。全国津々浦々で。)

さっきの続きで自分の正体を明かしているシーン。

ethical 倫理的な

rhinoplasty 鼻形成術

右下いい顔

町の様子を報道するシーン。

テグリディバーガーを食べ過ぎて中毒を起こしています。

してます。

Tegridy Farms is unethicaland hypocritical.

(テグリディ農場は非倫理的偽善的だ。)

抗議する若者に扮したH.W.が放送に乱入してくるシーン。

この後ランディが牛を殺しまくった映像が流されます。

それがもとでテグリディバーガーの人気は一気になくなってしまいます。

We were actually all on the same page all the time!

(俺らは実はずっとお互いに同じ考えだったんだ。)

カートマンによるまとめのシーン。

今使われている食材は植物由来とはいえ工場で作られた大量の塩を使った加工食品である。

健康という面では、本質的には変更前と変わらないジャンクフードである。

最後におまえらはファーマーズマーケットの食材みたいなものがほしかったんじゃないのか、という痛烈な皮肉をウェンディらに言い放って終了。

まとめ

中毒者の描写がリアルで笑いました。

おわり!

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