サウスパーク感想 Christmas Snow s23e10

s23

今年もサウスパークにクリスマスの季節がやってきました。

ちいさな街のお祭りを楽しそうに過ごす住民たちの様子で始まります。

サンタやジーザス、ミスター・ハンキーは登場するのでしょうか。

Christmas Snow
It’s a bleak Christmas Season in South Park this year and it’s all Santa’s fault. He is single handedly stealing the joy from the holiday. The town just wants t...

トリビア

クリスマス・ソング

冒頭のマッケイ先生が歌っているのはこちら。

メロディが大きく上下する難曲です。

Happy Holidays – Andy Williams

Don’t forget to hang up your sock. ‘Cause just exactly at 12 o’clock. He’ll be coming down the chimney down.

靴下をつるすのを忘れるなよ。12時ぴったりに彼は煙突から降りてくるから。

クリスマス定番の飲み物

お祭りでふるまわれているのはMulled Wine(ホットワイン)。

温めたワインに柑橘を入れて飲みます。

こちら男性が持っているのはpabst blue ribbon(パブスト・ブルー・リボン )。

アメリカのビールです。

在庫の数 = 低評価の数

leftover 残り物の

毒々しい紫色したハロウィン・スペシャルは捨てるべきだ。

タオリーが大麻の在庫を確認するシーン。

「メキシカン・ジョーカー」がダントツ不人気で大量に売れ残っています。

これはIMDb(インターネット・ムービー・データベース )上でシーズン23の第1話「メキシカン・ジョーカー」が低評価だったことに関係しています。

ランディがメタ的に、

「なんで余ってるかって、みんなマジでメキシカン・ジョーカーが嫌いだったんだもの」

と発言しています。自虐的ですね。

スヌーピーのパロディ

空から降ってくるコカインを舌で受けるシーン。

これはA Charlie Brown Christmas(チャーリー・ブラウン・クリスマス)のパロディです。

シーズン1の10話Mr. Hankey, the Christmas Pooのセルフパロディでもあります。

スター・ウォーズのパロディ

市長が市民を連れてランディに大麻栽培を求めるシーン。

「感謝する。マーシュ。」

「テグリディ・ファームに神のご加護があらんことを。」

ジェダイ・ナイトの別れの挨拶 ”May the force be with you(フォースとともにあらんことを)” 連想させる点と、ランディのひげがオビ・ワン・ケノービ風になっているので、これはスターウォーズのパロディなんだと思います。

しかしスターウォーズのどのシーンだったか全く思い出せません。

あらすじ

サンタのいる街

サウスパークのお祭りのスペシャルゲストにサンタが登場。

会場は歓声に包まれます。

サンタは、

飲酒運転の事故に気を付けよう」

と市民に呼びかけますが、これがなぜか市民からは大ブーイング。

「環境警鐘のグレタのガキみたいだな」

バズキル!」

と罵声を浴び、壇上から降ろされてしまいます。

「さあ、ドライブを楽しもうぜ!」

と聴衆に呼びかけるスティーブン(バターズ父)。

早くも異常な雰囲気に包まれてきました。

一体どうなってしまうのでしょうか。

DUI Driving under the influence 飲酒運転

buzzkill バズキル。楽しい事柄を台無しにする人

物語開始2分で地獄

一斉に飲酒運転を開始したサウスパーク市民たち。

軽快なクリスマス・ソングに乗せて命が次々と奪われていきます。

いつもながら人命が軽い軽い。

liquor aisle リカー・アイル。お酒売り場

booze 酒

peppermint schnapps ペパーミント・シュナップス

carbanet  カルバネ・ワイン

ordinance 条例

禁酒令発布

スーパーでお酒を買いに来たジンボ、スティーブン、リアン、ホワイト夫妻。

しかし売り場は閉鎖されていました。町の酒屋もバーも閉店しています。

「おい、どうなっているんだ!」

「連休中1/2までお酒の販売は禁止だ」

「クリスマスだぞ!」

「ソフトドリンクならあるよ」

混乱、憔悴する市民たち。

市民たちはどうしても酒酔い運転がしたいらしいです。

なお作中で明言はされていませんが、どうやらサンタクロースには一瞬で条例を通す力があるようで、この禁酒令はサンタによるものでした。

down in the dumps ダウン・インザ・ダムズ。憂鬱になる

greenhouse  温室

二枚舌たち

街でお酒が購入できなくなった市長と市民はかつて大麻栽培をめぐって敵対したランディを訪ね、大麻を売るように要求しました。

You’re not gonna let a little cold weather stand in your way.

多少の寒さごときにお前の道を立ち塞がらせるな。

「サウスパークにはテグリディが必要なんだ」

「いや、畑を見ろ。もう今シーズンは終わったよ。どうしろと?」

あなたはランディ・マーシュでしょう?ほかのだれもが持っていないものを持っている。・・・それはテグリディよ。」

必死でランディを励ましていい話風にしていますが、その目的はみんなで大麻を吸って酔っ払い運転を楽しみたいだけだということを忘れてはいけません。

しかしこの二枚舌たちの要求にランディは答えてしまいます。

wrap it up  終わりにする

Come on, Token, let’s wrap it up and get out of here!

トークン、終わりにして、ここを出るわよ!

ランディ(死の商人)降臨

酒が無くなりすっかり楽しみがなくなってしまったサウスパークの大人たち。

そこへランディがテグリディ農園の新商品を引っさげてスノーモービルで街に現れました。

あっという間に人だかりができて売れていきます。

「すげえいい匂いだ!」

「なんだこの白いのは?」

「ちょっとした刺激のための特別なヤツさ」

「よし!みんなドライブにいくぞ!」

大麻を吸ってすぐに暴走運転しに行く市民たち。

それにしても大麻に付着する白いものは一体何なのでしょうか。

strain 苗株 菌株

hardy 耐寒性の

コカインの密造

テグリディの新製品の異常な人気に違和感を持った市長はランディを再び尋ねます。

「白いのはコカインだよ」

コカインは違法だろ!

なんと白いのはコカインでした。

全く悪びれた様子もなくコカ栽培のビニールハウスに市長を案内するランディ。

「時期外れでも育ったんだ。コカは大麻並みに耐寒性がある」

「なに考えてるんだマーシュ!全員牢屋行きだぞ!」

「大したことないじゃない。なんとかするから」

今シーズンのランディは人を爆殺し、牛を銃殺し、プーさんを絞殺してきたサイコキラーなので、コカの栽培程度の法律違反は大したことじゃないんです。

コカイン合法化

コカインを終末医療に!アルツハイマー患者に!

コカイン合法化に奔走するランディ。

家に戻ったランディ。

市長らが座って待っていたということは、さっきの議会や署名運動はほんの数時間くらいの出来事だったんですかね・・・?

法改正から施行までが異常に速い街サウスパーク。

「完全合法化した」

「・・・」

「7つの州で合法化し、残りも追従する予定だ。だってもう2019年だぜ?」

コカインがアッという間に合法になってしまいました。ランディおそろしや。

fallen apart ばらばらに壊れる

“Mandalorian” was great the first few episodes, but it’s really fallen apartlately.

マンダロリアンは最初の数話だけよかったけど最近マジでダメ

大麻禁止令

人々がハイになっているのに気が付いたサンタは法律を変更し、ホリデー期間の大麻販売が禁止になってしまいます。

飲酒がだめなら大麻を吸う市民にキレるサンタ。

Marijuana!? This isn’t what Santa ment!

大麻だと?サンタが意味するのはそういうことじゃないぞ!

pick me up 強壮剤

pesky  やっかいな

marijuana free 大麻無しの

smuggle 密輸入する

farm to nostril 農園から鼻腔へ

コカインつき大麻の大麻抜き製品の発売

大麻の販売がNGならば、ということでマリファナ・フリーの「クリスマス・スノー from テグリディ・ファーム」が発売されました。

瓶に白い粉しか入っていません。

これはただ単にコカイン売ってるだけになっています。

ATV all‐terrain vehicle不整地走行車

holiday spirit 休日気分

with her tits out 乳丸出しで

そしてヤク中しかいなくなった

コカインをキメて上裸で爆走するリンダ(バターズ母)。

町中の大人が休日気分を取り戻しています。

これこそがサウスパークのクリスマス・スピリットなのです。

鼻ヤバイ

クリスマス・イブ当日。

サンタはプレゼントを配らずに家々からコカインをこっそり回収します。

サンタは唯一の良心です。

テグリディ・ファームのコカインを持ち出して逃げるサンタ。

それに気が付いたランディが猛追してきます。

勢いがつきすぎて崖から飛び出し、ぐちゃぐちゃになるサンタとランディ。

「近寄るなアホが!」

「サンタ、あんたはわかっちゃいない!コカインを試してくれ!ただのコカインじゃない」

mellow 芳醇(ほうじゆん)な

cut with  (まぜもの)をまぜる 純度を薄める

harmful impurity 有害な不純物

“cut out the middle man” 間に人を挟むな。直接俺に言え

ランディの勧めに応じて手慣れた感じでスニッフィングするサンタ。

全然唯一の良心じゃなかった。

「いままでやったどのコカインよりもスムースで純粋だ」

「どうやら考え方がちょっと古すぎたみたいだ」

テグリディ・コカインを大絶賛するサンタ。

It’s not cut with any nasty chemicals or harmful impurities.

有害な化学物質や不純物は混ぜられていないんだ。

そこへジーザスがランディを叱りに降臨してきます。

しかし説教しに来たはずがあっさり懐柔されスニッフィングするジーザス。

「・・・わかった。これはスッキリしてる・・・うん、アガるね!」

「ファッキン・ピュアだろ?」

「これがテグリディだ」

「クリスマスの奇跡を!」ということで街にコカインをバラ撒くジーザス。

数分に及ぶ詳細なコカイン吸引描写とコカイン絶賛・・・。

一体何を見せられているんだ・・・。

“You’re darn tootin'” = “you are right”

街に降り注ぐ白い粉

粉雪のように舞い落ちるコカインをこぞってスニッフィングする市民たち。

スノーモービルで街に降りたランディ、サンタ、ジーザスはお互いを褒めたたえます。

「結果的にクリスマス・スペシャルがOKになってよかった」

「いや、OK以上だ。偉大な結果をもたらした」

「コカインはすぐ合法化してみんなテグリディを欲しがるだろう」

「さあ、ドライブしようぜ!」

「イエーイ!」

endorse 是認[承認]する

かくしてコカインはサンタによって認められ、最寄りのお店で買えるようになるでしょう。めでたし、めでたし。

まとめ

印象的だったのは

  • 大麻にコカインまぶして「クリスマス・スノー」とかいう冗談
  • サンタもジーザスも普通に実在
  • というか2人ともコカインやってる

でした。

シーズン24がはじまる2020年の秋までヒマですね。

終わり!

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